勝手な妄想倫理。Q:命を助けたヒロインに主人公が要求できるのはどこまでなのか?

Q:命の恩人なら何をしても赦されるのか…?

こんばんわんこそば(古いね)。ちょっとバカな妄想にある程度の傾向と結論が出たので纏めてみました。


想定状況

主人公とヒロインが居ます。イメージとしてそれぞれは全くの他人で、主人公はアホ、ヒロインは冷静にツッコムキャラと思っていただけたらと。基本的に主人公はヒロインに法外な請求をする18禁の主人公くん(エロでもグロでも鬼畜でも)。そう言えば彼の求めるところは分かるかな…。対するヒロインさんはいわゆる"お約束"なんてアリエナイっていう娘です。おそらくそういう系の作品が嫌いなイメージ。

何が起こるのか。

想定するシーンはカリオストロの城でクラリスが崖から落っこちてルパンが助けるシーンを思い浮かべてください。むろん「ルパンとクラリスじゃないので!」あくまでそんな感じに助けたっていうイメージです。(TVシリーズ2ndの最終回偽ルパンならいいかもしれないですけど)。まぁ、銃弾を庇ったりだとか、相手を押し倒してoops!みたいなものでもいいんですが、自分はコレで想定したのでちょっと雰囲気が変わってしまうかもしれないです。

中の考察は案外必要だと思うんですが、結論だけという人はレベル6までの会話と、一番最後の結論を見れば終わるでしょう。間違ってる部分も多いと思いますが、そこはご容赦を。むしろ、どこが違うのかを指摘してくれましたら新たな発見になるのでよろしくお願いします。
あ、最後に…このタネはくだらないです。くだらないなりの暇つぶし考察でした。そのためを遠回りたくさんしてます。

以下、私の考えたシナリオ↓↓↓

…とある崖で落ちかけてたヒロインを救った主人公。



ヒロイン「あ、ありがとう…助けてくれて。あなたは命の恩人だわ。」

主人公「なに、当然の事をしただけの話さ。」

ヒロイン「それじゃあ。」

主人公「おい、ちょっと待った!」

ヒロイン「え…?」

主人公「“え…?”じゃないよ。何もないのか?

ヒロイン「あ、ああ…お礼ね。でも、どうしたらいいのかしら?。」

主人公「俺はあんたの命を助けたんだ。なら、あんたをどうしようと俺の自由のハズだ。煮て食おう焼いて食おうが俺の自由。…違うか?

ヒロイン「そんなッ?!」

主人公「驚くことないだろう!?俺が助けなきゃ、あんたは今頃この世にいないんだ。

ヒロイン「だからって、何をしても言い訳ないじゃない!奴隷になるくらいなら助けられなかった方がマシよっ!

主人公「しょうがないな。もう一度落とすか。誰も見てないんだから、落としたって誰も解らないさ。」

ヒロイン「ちょっと待ってッ!待ってッ!…それなら、助けたヒロインに対しての要求がどこまでが赦されてどこまでが赦されないか、またはそもそも要求できるのかを考えましょうよ!

主人公「おうともよ!」


ヒロイン「まずはいきなり命を助けるっていう究極の議題じゃなくて、日常レベルから考えてみたの。

主人公「なんで?」

ヒロイン「どこまで要求できるかが仮に"度合い"によるのなら当然考える道だからよ」

主人公「そうかい」

ヒロイン「みんなも一緒に考えてみてねっ!」







レベル1:道を尋ねた対価?

ヒロイン「すみません。」

主人公「ん?」

ヒロイン「ここに行きたいんですけど、あなた知ってますか?」

主人公「ああ。ここなら、そこを左に行って、豆腐屋を右に行って、100m程歩いたら着くはずだよ。」

ヒロイン「ありがとう。」

主人公「…で?」

ヒロイン「え…?」

主人公「“え…?”じゃないよ。それだけか?」

ヒロイン「何が言いたいのよ!?」

主人公「俺はあんたに道を教えた。それ相応の対価があってもいいだろう?」

ヒロイン「だから“ありがとう”って!これ以上着き纏うなら警察呼びますよッ!」

主人公「……。」


主人公「何もなしかよ!」

ヒロイン「常識的におかしいでしょう!ここで肉体要求なんて薄い本でも酷すぎるでしょう」(主人公には酌量という考えがないらしいです。)

主人公「なんでくれないんだ?」

ヒロイン「相手を頼るレベルじゃないかしら?正直、あなたがいなくてもたどり着けるだろうし。コトバだけでもありがたく思いなさいっ!」

主人公「あそ」

レベル2:学校で用紙をバラまいちゃたヒロインを助けた場合の対価?
ヒロイン「ああ…!プリントが…バラバラに。」

主人公「なにやってんだ。ほらよ。」

ヒロイン「あ、ありがとう。」

主人公「これで全部だな。」

ヒロイン「助かったわ。」

主人公「…で?」

ヒロイン「…で?」

主人公「オウム返しするなって。俺は対価が欲しいんだよ。」

ヒロイン「そんなニヤニヤしないで!気持ち悪い。今度勉強くらいなら教えてあげるから。」

主人公「いや、そういうのじゃなくて。」

ヒロイン「馬鹿か!」

ヒロイン「おかしいでしょ!いきなり」

主人公「きっとヒロインに憧れてたんだよ。んで、なぜ何もくれん?」

ヒロイン「ゲームならここから展開が始まるでしょうねー(棒)。第一、ありがとうじゃ満足しないの?」

主人公「俺はコトバよりモノが欲しいン。残らないものより、残るもの、ためになるもんだ!」

ヒロイン「あきれた……。」

レベル3:ヒロインの自転車なおしたったー。

ヒロイン「あちゃー…。チェーン外れちゃったか。」

主人公「ん?ちょっと見せて見ろ?」

ヒロイン「あ…。」

主人公「ほら直ったぞ。」

ヒロイン「あ、ありがとう。」

主人公「…で。」

ヒロイン「あ、手、汚れてる。ハンカチで拭いてね。」

主人公「そう言う意味じゃ…!」

ヒロイン「それじゃあね!ありがとう!」

主人公「おい!」

・・・

主人公「ハンカチなんざいらねぇぞ!」

ヒロイン「おかしいでしょう、それじゃあ強◯じゃない!」

主人公「なぜくれん?」

ヒロイン「見合わないからって言わせてもらうわ助けるのはあなたじゃなくても良かったんだから…というより、自分でも最悪なんとかなるわ!そこが酌量ってものよ。。まぁ、ゲームならフラグ立つだろうけどね」

主人公「ゲームゲームってなぁ。」

レベル4:ひったくり犯からヒロインの鞄とりかえしたー。
ひったくり「ヒャッハー!」

ヒロイン「ああ!私の鞄が…!こらぁ〜!」

その後・・・

主人公「ホラ、あんたのだろ?」

ヒロイン「これは私の鞄…!あなたが?」

主人公「警察にもひったくり犯は引き渡した。」

ヒロイン「ありがとうございますッ!なんてお礼を言ったらいいか…。」

主人公「そうだな。なら俺のモノになんな。」

ヒロイン「…は?(今凄いこと聴こえたんだけどー聞き間違えかなー)」

主人公「さ、行こうか。」

ヒロイン「おかしいでしょう!?」

主人公「どこが?(どこなんてまだ言ってないけど)」

ヒロイン「全部よ!いや、一部は正しいか。」

主人公「あんたの鞄を取り返したんだ。それそうおうの対価を…。」

ヒロイン「絶対ないでしょう!はい、アメちゃんで!」

主人公「なんじゃい…。」


ヒロイン「助けてくれたのが台無しね!むしろ自作自演を疑うレベルよ!」

主人公「俺はあんたを目当てで助けてなんていないんだぞ。

ヒロイン「誰でもいいなんてもっと悪いわ!」

主人公「なぜくれん?」

ヒロイン「あー…だいぶ纏まってきたから後でね」

レベル5:ヒロインのネコちゃんがトラックにロードキルされそうなところを救ったぜ、ドヤ(‘・ω・')

ヒロイン「ああーー!そっちいっちゃダメ!」

(プップー!)

ヒロイン「ぁぁ…!」

主人公「させるかぁーー!」

ヒロイン「なんとぉ!?」

主人公「よーしよし、危なかったなネコ。」

ヒロイン「大丈夫ですか!?」

主人公「ああ。…もしかして、あんたのネコか?」

ヒロイン「ええ。ありがとう、ラビ―(ネコ)を救ってくれて。」

主人公「なに。当然の事さ。」

ヒロイン「(キュンッ!)」

主人公「ときに飼い主よ。君はネコの監督責任がなってないんじゃないかね?」

ヒロイン「それは…そうだけど…。」

主人公「おお!そうであった。ネコの命を助けたんだから、それ相応の対価を要求する。」

ヒロイン「ええ…っと…?」

主人公「俺が一から調教してやる!」

ヒロイン「体が目当てかよ!」

主人公「命がけで助けたぞ!

ヒロイン「そういう問題じゃない」

主人公「猫の恩返しですら恩返しするんだぞ」

ヒロイン「デブネコか!?」

レベル6:そして戻る、ヒロインの命救ったからナッ!

ヒロイン「きゃあッ!」

主人公「つかまれ!」

ヒロイン「クッ!」

やはりその後・・・

ヒロイン「はぁ…はぁ…。ありがとう、助かったわ。」

主人公「さ、対価を。」

ヒロイン「周りに回ってここまで来たけど、やっぱりそれっておかしくない?」

主人公「そうか?」

ヒロイン「問題は幾つかあるのよ。」

1:対価は自分から要求するものではない(個人的に義務論を信じるため)。
2:物事には尺度があること(等価交換?はたまた量刑的観点も?)。


主人公「だけど、2はおかしくないか?だって命を助けたんだぜ?当然の報酬に思えるが

ヒロイン「それはそうだけど、あなたから求めてるじゃない。ドイツの某人だって「目的じゃなくて、内からそのように行うことが正しい」って言ってるし。

主人公「あ、問題に”どうやれば俺の求む対価をもらえるか”も入れようぜ?

ヒロイン「勝手なことを!」

主人公「じゃあ、何もいわなきゃ何をくれるんだ?俺は主人公だぞ?命の恩人だぞ?」

ヒロイン「だからって、何でもって訳にはいかないでしょう。そもそも、貴方が私に要求するものを指定するっていうことが出過ぎているのよ。それに私がおかしいって思う事は、あなたがひょうひょうとしていることなのよ。

主人公「ひょうひょう?(そんな感じか、俺?)」

ヒロイン「そう。あなたはサラぁーって助けて“なにくれる!?”っていうじゃない。それってどこかおかしいのよ。あんたは966(黄色いメガネの)か!?」

主人公「おかしいか?」

ヒロイン「少なくてもなんでもいうこと聞けっていうことには抵抗はある。

主人公「そうかぁ?」

ヒロイン「でも、私が何かしてもいいかなぁって思ったのはレベル3の自転車でね。

主人公「なんで!?」

ヒロイン「だってあなた、私を助けるために苦労したじゃない。」

主人公「他だって苦労してるぞ。」

ヒロイン「そうね。言い方が悪かった。手を汚しているじゃない。

主人公「それが?」

ヒロイン「つまり、さっきあなたがいった問題の答えは「助けること」+「あなたにそれ以上の犠牲」があれば…ってことかしら。

主人公「なるほど、一理あるな。」

ヒロイン「でしょう?それぞれ“救出+自己犠牲”で考えてみましょうよ。」

主人公「ああ。」

ヒロイン「まぁ、レベル1,2は無理があるわね。」

主人公「でも、モノは言いよう、だ。もし道で“ああ。そこは僕のマンションだからドアロック開けますね。”とか、モノ拾うときだって“あ、紙で手切っちまった”とか”俺が持とうか?”あるじゃん。」

ヒロイン「どの口でそれを言う!?まっ、あなたの対価には遠く及ばないケドね!!

主人公「あ、そ。(これでも主人公なんでな。)」

ヒロイン「レベル4で犯人に包丁で刺されて軽傷とか、ダンプにひかれて骨折、最後のもあなたに何か怪我してたら、そこから進展しそうだけどね。

主人公「殺す気かッ!?お前!!」

ヒロイン「それはさておき、以下、どういう問題が絡んでいるのかを考えてみたの」

主人公「こわい女だな。」


 まず、お礼とは対価でも契約でもない。つまるところ契約ではないので、お礼の「種類」は選べないのである。とはいえ、レベル4までは助けがなくてもなんとかなる(ラディカルに言えば5も)が、6においてはそれが妥当しないのだすなわち、彼が手を加えなければ彼女自身は消えていたといえようすなわち、彼の要求を拒むことこそ出すぎたことにも思えるにもかかわらず、助けたヒロインを好き勝手できないのはなぜか?倫理感か、それとも別の何かが働いているのか?むろん、
倫理を超越した問題であることも確かであろう。超倫理的状態(例えば戦時下など)では、個人の利益よりも公共の利益が優先される。そういう点も踏まえて、私は超倫理的状態における倫理は役に立たないというのが信条である。ちょっと考えてみたのだが、この問題とは、ある種上記の問題の逆ではないのかと。つまり、利益が集団(または個人)よりも自分に優先される"べき"状況であり、主人公とヒロインの間には義務論は通用しないのではないだろうか(義務論が公共利益を求めるかは微妙ですけど)。
でも、何かそれじゃいけない気がする。これが何なのかやはりわからない。確かに、ジェントル的な美徳っていう奴もあるだろう。何も要求しないみたいな。でも、それだって自分の要求を自分自身に求めている結果とも見方を変えればできる。

ここまでまとめると、


①対価は契約ではないので要求の種類は選べない
②倫理的観点より、こちらから要求するとなにか"やましさ"を感じる。
とある人体実験の倫理的問題点には、被験者と研究者の意思が統一されていないことがあげられています。仮に、主人公側にムフフな意思があって、ヒロイン側にもウフフがあれば同意してるからやましさなんて生まれないし、こういう状況なら今回の設問は意味をなさない。
③命を助ける状況というものはある種の超倫理的状況であり、ここでの倫理観は究極的には意味をなさない



といった点ですかね。偏った見方なような…?

見方といえば逆でも考えてみようじゃないか。仮にヒロインの方から

ヒロイン「あなたは私を助けてくれました。命の恩人です!さぁ、私を好きにしなさいッ!」

主人公「えー…」

ってやっぱりなる感じがします(個人的には嬉しかったり)。こう考えてみると、助けれた側には相手に何かを要求する権利はないようですネ。ならミネバ様ってすごい。…うん、病院とかその手の類なら許されるのかな?


論理的ではどうですかね。

 「命を助けたから好きにさせろ」なら「好きにさせるなら命を助けろ」………なんか真のようでも偽でもあるような。命を助けるということ自体が既に自由という点を揺るがなくしているように思えるのです。命題的には合ってるってことなのでしょうか?論理の真偽はちょっと記号論理を齧ったんですけど曖昧な点も多いんですよね。


所変わって、今度はヒロインに断る権利があるかを考えてみましょう。

 ホッブズなんかが言ってるように生命の自由・保護は確実(のハズ)。相手をコロしちゃいけないとかは社会的な契約に基づいている事態であってるでしょう。生命の安全、つまり、社会契約の面においてはヒロインは主人公の理不尽な要求を断れるハズ。仮に「助けたから死んでくれ」何て言うのは社会の契約に反する行為だと思います(ここで社会と主人公たちの間に契約が生まれてるかは曖昧ですけど)

 …そもそも、問題はその命を救った点にあるのでした。契約という観点でみると、この状況では「契約(命を救う)をしないで行った契約的(?)行為」とも取れるような気もします。それでは、ちょっと下級の状況に置き換えて思考実験してみましょう。

最近流行りの匿名援助者を想定してみる。その人は施設の子供に何かしらの援助をしている。そして突如として私が当人だと言ってこう言った。

足長オジサン「俺が君たちのランドセルをあげたんだ。受け取った以上、俺の言うことを優先してもらおうかぁ!
ベネット先生「やろうぶっ殺してやらぁー!」

…なんてこたぁ普通ないでしょう。でも、命を救った後に「俺に仕えろ!」ってこういうことのようにも聞こえます。こんなんでうれしくなるのはガトー少佐くらいですよ(身近ならね。)。

以上を踏まえても、契約によらなければ特定の要求はできない。そして突如助けた場合だと契約ではないまた、契約だと後日言い張るのも口約束みたいなものなので効力はない。(つまり、それぞれがあらかじめ文面に書面した上で後日助けたなら認められる可能性はありそうですね。命を助けた相手にはなんでもいうことを聞きます、みたいな文面を政府主導で一斉に行うなんてばかばかしいですね。)

 また、世界を救った英雄は救った人々に何か要求できるのか、と考えてみても、何も要求できないように感じるのはこういうことかもしれないですね。



次に、主人公側には要求する権利があったのかを考えてみます。

ところで、ヒロインに過失はあったのでしょうか?桑島法子さんの声の某金髪の美少女ステラールンルンがくるくる回って海へダイブなんてありましたけど、あれは明らかな過失ですね(笑)。後日、ザフト軍に助けられたけどシンがムフフになっただけで軍から法外要求は薄い本以外じゃなかったですね(いや、そんな内容のものがあるかは知りませんよ)。こう考えると、助けるのにかかった費用ならいいように感じます。正当にこちらの被った被害を要求するのは倫理的にも問題はなさそうです。…とはいえ、現代の等価交換では金銭のみなんでしょうか?

それなら、どんな品だったらヒロインちゃんはくれるんでしょうか?

主人公「対価として下着を要求する」
ヒロイン「どうぞー!」
主人公「おっし!」
ヒロイン「もしもし警察ですか?男が私の下着を奪いました」
(太陽にほえろ!が流れそう。)

主人公「対価としてお前のスマホを要求する」
ヒロイン「え…個人情報……」

主人公「対価としてお前の使ったペンをもらおうか」
ヒロイン「ぺ、ペンでいいの…?」

主人公「対価として、か。そうだな、なにか本持ってないか?」
ヒロイン「え?…うーん、「詩学」なら持ってるケド…」
主人公「ならそいつをいただこう」
ヒロイン「そんなものでいいの?」
主人公「まぁな。」

個人的に本ならいい感じがします(一番上はアホですねw)。なぜかを考えてみました。「その人が持っている本」と「その人が持っているペン」とでは所有物という面では同じなものの、その人が持っているそれ(であるから)という点において違っている。つまり、その人のソレだから欲しいということは、たとえ相手が赤の他人でも特定の人だからというやましさが生まれる可能性がある。ここに問題があるかもしれない。助けた相手が仮にボーイが好きな紳士で(ボーイ以外はいらんっていう)、だとすると、おそらくそんな要求はしないの可能性があ高い。以上の点を踏まえると、助けた本人に由来するものの要求はすべて不可なのではないだろうか。


結論。

 主人公がヒロインに法外要求をすることはできない。なぜなら、選択権のある要求とは契約においてあらかじめ告知した上でのみ効力を有し、契約によらない今回の件では使用した金銭以上の要求は認められない。
 また、命を助けたわけではあるが、特定の人物ではなく、赤の他人である。ゆえに、その特定の個人に関する要求は認められない。倫理的にも不合理であるにもかかわらず、命を助けたという点で究極的な要求は超倫理的状況であるために極限では「許される」事案ではあるが、倫理的にやましさを感じるのは、主人公とヒロインの意思が統一していないことに由来する
 ヒロイン側には法外請求を要求された場合、生命の自由という社会契約の面から断ることができる。ただし、要求自体がどれだけ非倫理的であろうとも、助けられたという事実には変わりなく、相手側に何かしらの恩返しをしないことは倫理(または道徳観)・正義に反する。よって、何もしないということもある種非倫理的行いである。
 
 以上を踏まえて、こちらから倫理的な観点によらずヒロインに対し要求できるのは、こちらの被った損害分のみにとどまる。法律的にどうなのかってのは法律のどこどこに反しているっていうように詳しく知りませんが、基本的に報酬は動産か不動産その他金銭的なものに限るでしょう。労働法でもそんなん聞かなかったし(笑)。むしろあったら教えてください。
 最後に、こちら側にヒロインを振り向かせる方法としては、助けるときにケガすることでしょう。加えて何も要求しないで、相手に好意持たせなきゃダメでしょうな。…でもね。それによらないでも『ヴァン・ヘルシング(2004映画)』のカールっつう僧侶は助けた村の女と関係持ったんだけどね(しかもその部屋には…。)

ちょっと長くなりましたが、以上です。いやはや、すっきりしたようなしないような…。

それでは。
[ 2015/08/14 16:19 ] アニメ アニメ×倫理 | TB(0) | CM(0)

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