EPISODE8  陽だまりに翳りなく(全セリフ集)

未来「………。」

「……。」

響「………。」

未来「………。」


クリス「…ッ。」

「…クッ!!ぅ…、グァッ!!」

「ぅぅ…、ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…ゲホゲホッ…!」

「ハッ…っ……ぁぁ!」

未来「ぁ…?」

(OP)


EPISODE8陽だまりに翳りなく


響「――ノイズですか?」

弦十郎(電話)「そうだ。市街地第六区域に、ノイズのパターンを検知している。」


弦十郎「未明ということもあり、人的被害がなかったのが救いではあるが…ノイズと同時に聖遺物イチイバルもパターンも検知したんだ。」


響「…ってことは師匠、クリスちゃんがノイズと戦ってことでしょうか?」

弦十郎(電話)「そうだろうな。」

響「ぁ…。」

弦十郎(電話)「どうした?」

響「ぇ…。あの子、戻るところ無いんじゃないかって…。」


弦十郎「そう、かもな。この件については、こちらで捜査を引き続き行う。」


弦十郎(電話)「響くんは指示があるまで待機していて欲しい。」

響「はい、分かりました…!」


響「ぁ…未来……?」

寺島「小日向さん、お休みなんですか?」

響「私より先に登校したはずなんだけど…。」

安藤「こないだはゴメン茶化しちゃって!これでも責任感じてるんだ…!」

板場「むむむ!こんな時、アニメだったらどうするんだっけぇ?!」

寺島「ちょっと!真面目に考えて。」

安藤「もぅ!」

響「うふふ…。」

「ふぅ…。」

「(未来…このままなんて、私嫌だよ…!)」


未来「……。」

クリス「ぅ…ぅ!」
未来「ぁ!」

クリス「…ッ…ぅぅ…!」

「ぅ…ぁッ!?ハッ!!」

「ハァ…!ハァ…!ぁ…!?」

「ぁ……?ぇ…?ぅ……?」

未来「ふふ…、良かったぁ♪目が覚めたのね。」

「びしょぬれだったから着替えさせてもらったわ。」

クリス「ッ!?勝手な事を…!!」

未来「きゃ…!」

クリス「ぅん…?」

「んな!?なんでだッ!!?」

未来「ぅぅ…、さすがに下着の変えまでは持ってなかったから…。」

クリス「っ…!」

「ぅぅ…。」

ふらわーのおばちゃん「未来ちゃん。どう?お友達の具合は?」

未来「目が覚めたところです。」

クリス「…?!」
未来「ありがとう、おばちゃん!布団まで貸して貰っちゃって。」

おばちゃん「気にしないでいいんだよ。」

「あ!お洋服、洗濯しておいたから。」

クリス「…ッ!」

未来「私、手伝います。」

おばちゃん「あら、ありがとう。」
未来「いえ。」

クリス「………。」


未来「……。」
クリス「………。」

クリス「ぁ、ありがとう……。」

未来「ぅん…。」

クリス「………。」

「何にも…聞かないんだな……。」

未来「うん……。」

「私は…そういうの苦手みたい。」

「今までの関係を壊したくなくて…。なのに、一番大切なものを壊してしまった…。」

クリス「それって…誰かとケンカしたってことなのか?」

未来「うん…。」


響「未来……。無断欠席するなんて一度もなかったのに…。」

「あっ…。」

「翼さん…。」

翼「……。」


響「私、自分なりに覚悟を決めたつもりでした。守りたいものを守るため、シンフォギアの戦士になるんだって。」

「でもダメですね…。小さなことに気持ちが乱されて、何も手に付きません。私、もっと強くならなきゃいけないのに、変わりたいのに…。」

翼「…その小さなものが、立花の本当に守りたいものだとしたら…今のままでもいいんじゃないかな?」

「立花は…きっと立花のまま強くなれる。」

響「翼さん…。」

翼「奏のように人を元気付けるのは難しいな…。」

響「いえ!そんなことありません…!」

「前にもここで、同じような言葉で親友に励まされたんです。」

「それでも私はまた落ち込んじゃいました。ダメですよねぇ~…。」

翼「ふふ…。」

響「翼さん、まだ…痛むんですか?」

翼「大事を取っているだけ。気にする程ではない。」

響「そっか。良かったです。」

翼「絶唱による肉体への負荷は極大。まさに、他者も自分…すべてを破壊し尽くす滅びの歌…。その代償と思えば、これくらい安いもの…。」

響「絶唱、滅びの歌…?でも…でもですね、翼さんっ!」

「二年前、辛いリハビリを乗り越えられたのは、翼さんの歌に励まされたからです!」

翼「……。」

響「翼さんの歌が、滅びの歌だけじゃないってこと、聴く人に元気をくれる歌だってこと、私は知っています!!」

翼「立花…。」

響「だから早く元気になって下さい!私、翼さんの歌が大好きですっ!」

翼「ぁ……ぅん。」

「私が励まされてるみたいだな…。」

響「ぅえ?ぁ…。」


クリス「ケンカか…。あたしにはよくわからないことだな……。」

未来「友達とケンカしたことないの?」

クリス「……友達いないんだ。」

未来「ぇ…?」

クリス「地球の裏側でパパとママを殺されたあたしは、ずっと一人で生きてきたからな…。友達どころじゃなかった。」

未来「そんな…。」

クリス「たった一人理解してくれると思った人も、あたしを道具のように扱うばかりだった。誰もマトモに相手してくれなかったのさ…!」

「大人は…どいつもこいつもクズぞろいだ!痛いと言っても聞いてくれなかった…!やめてと言っても聞いてくれなかった…!あたしの話なんて、これっぽちも聞いてくれなかった!」

「…ッ……!」

未来「ぁ……ごめんなさい…。」

クリス「なあ、お前そのケンカの相手ぶっ飛ばしちまいな。」

未来「えっ?」

クリス「どっちが強ぇのかハッキリさせたらそこで終了、とっとと仲直り…そうだろ?」

未来「出来ないよ…そんなこと。」

クリス「ふん…。」

「わっかんねぇの…。」

未来「…でも、ありがとう。」

クリス「っ?」

「ぁあ?あたしは何もしてないぞ。」

未来「ううん…。本当にありがとう、気遣ってくれて。」

「ぁ…ええっと……。」

クリス「クリス。雪音クリス、だ。」

未来「優しいんだね、クリスは。」

クリス「ぅ…、そうか……。」

未来「私は小日向未来。もしもクリスがいいのなら…。」

クリス「ぁ…。」

未来「私はクリスの友達になりたい。」

クリス「ぁぁ……ッ…!」

未来「ぁ…。」

クリス「…あたしは、お前たちに酷いことしたんだぞ……。」

未来「ん?」


(サイレン)


未来「あ!!」
クリス「ん?」


翼「翼です。立花も一緒にいます。」


弦十郎「ノイズを検知した。相当な数だ…!恐らくは、未明に検知されていたノイズとの関連があるはずだ。」


翼「了解しました…!現場に急行します!」
響「ぁ…。」

弦十郎(電話)「駄目だ!」

翼「あ…。」


弦十郎「メディカルチェックの結果が出ていない者を出す訳にはいかない!」


翼「ですがっ!!」

「ぁ…。」

響「翼さんは皆を守って下さい。だったら私、前だけを向いていられます。」

翼「ぁぁ…。」

響「へへ…!」


(民衆の悲鳴)

女の子「うえええん!ええん!」

クリス「おい、一体何の騒ぎだ?」

未来「何って、ノイズが現れたのよ!!」

クリス「ハッ…!」

未来「警戒警報しらないの!?」

クリス「クッ…!!」

未来「おばちゃん、急ごう!!」

おばちゃん「ぁぁ…。」

クリス「ッ!!」

未来「あ!!クリス!?」

クリス「ッ!」

「(バカな!?あたしってば、何やらかしてんだ!!)」


クリス「ハァ…!ハァ…!ハァハァ!ゲホ…!ハァ…!ハァ…!ゲホゲホッ…!」

「ハァ…!あたしのせいで関係のない奴らまで…ッ…!」

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁーーー!!!!あぁ…ああ!」

「あたしがしたかったのはこんな事じゃない!けどいつだってあたしのやることは…!!」

「あぁ…いつもいつもいつもォッ!!!」

「ぅぅ…ぅぁ……っ…!!ッ……!」

「あたしはここだ…!!だから…関係ない奴らのとこになんて行くんじゃねぇぇっ!!」


「Killter …ゲホッゲホ…!」


「ぁあッ!?」

弦十郎「ふんっ!!」

「とああっ!!」

「はぁぁぁぁぁっ!!!!」

クリス「ぁ…ぁぁ…?!」

弦十郎「ッ…!!とぅ!」

弦十郎「…大丈夫か?」

クリス「……?!」

「ぁ…!ぁぁ!?」


クリス「Killter Ichaival tron…」
(歌:魔弓・イチイバル)


クリス「っ!!」

「うらぁぁっ!!」

「御覧の通りさ!あたしのことはいいから、他の奴らの救助に向かいな!」

弦十郎「だが…!」

クリス「こいつらはまとめてあたしが相手にしてやるって言ってんだよ!」

「ぇい!」

弦十郎「ぬ…。」

クリス「ついてこい!クズども!!」
(技名:BILLION MAIDEN)

弦十郎「(俺は…またあの子を救えないのか…?)」


クリス(歌)「HaHa!さあ It’s show time 火山のよう殺伐Rain さあお前等の全部全部全部全部全部!否定してやる そう…否定してやる」


響「ハァハァ…!ハァ…ハァ…。」


未来「きゃああああああ!」


響「ぁ!ハッ…!」


響「誰かー?!誰か今…あッ!?」

「…っと!」

「ああ…!ッ…!?」

未来「(シー!)」

響「…!」

未来(携帯:MIKU)【静かに あれは大きな音に反応するみたい】

響「ぁ…。」

未来(携帯:MIKU)【あれに追いかけられて ふらわーのおばちゃんとここに逃げ込んだの】

響「(シンフォギアを纏うために歌うと、未来やおばちゃんが危ない…?!)」

「(どうしよう…!!)」

「ぇ…!?ぅぅ…。」(ここの文字のやり取りは回想シーンにて)

「ぅん…!」

未来「ふふ…。」

響「ぇぇ…!?」

「ぁ…!」

未来「ぅん…。」

おばちゃん「ぅぅ…!」

響「ハッ!」
未来「ぁっ!」

「私、響に酷いことした…。今更許して貰おうなんて思ってない。それでも、一緒に居たい。私だって戦いたいんだ…!」

響「ダメだよ…未来……!」

未来「どう思われようと関係ない…。響ひとりに、背負わせたくないんだ…!」

響「ぁ……」

未来「私…もう迷わない!!」

「…ッ!ハッ…ハァハァ…!」

響「……!」

未来「アッ!クッ…!」

響「ハァ…ハァ!」

「……、ッ!!」


響「Balwisyall Nescell gungnir tron…」
(曲名:私ト云ウ 音響キ ソノ先ニ)

響「ハッ!!」


緒川「響さん!」

響「緒川さん!」

緒川「っ…!」

響「緒川さん、おばちゃんを頼みます!」

緒川「響さんは?!」


響(歌)「何故どうして?広い世界の中で」


緒川「ぁ…!」


響(歌)「運命はこの場所に私を導いたの?」
響「(未来、どこ…!?)」


(回想)

未来(携帯:MIKU)【響聞いて わたしが囮になってノイズの気をひくから その間におばちゃんを助けて】

響(携帯)【ダメだよ そんなこと未来にさせられない】

未来(携帯:MIKU)【元陸上部の逃げ足だから何とかなる】

響(携帯)【なんともならない!】

未来(携帯:MIKU)【じゃあなんとかして。】

響「(ぇっ…?)」

未来(携帯:MIKU)【危険なのはわかってる だからお願いしてるの わたしの全部を預けられるの 響だけなんだから】

未来(回想)「私、響に酷いことした…。それでも、一緒に居たい。私だって戦いたいんだ…!」(先ほどのセリフとは微妙に違う)

響(回想)「ぁ…!」


響(歌)「We are one一緒に居るから Hold your hand心はいつでも」
響「(戦っているのは私ひとりじゃない。シンフォギアで誰かの助けになれると思っていたけど、それは思いあがりだ…!)」


未来「ハァ…!ハァ…!ハァ!」


響「(助ける私だけが精一杯なんじゃない。助けられる誰かも……一生懸命…!)」


奏(回想)「おい!死ぬなぁっ!!目を開けてくれ!!生きるのを諦めるなっ!!」


響「(本当の人助けは自分一人の力じゃ無理なんだ。だから…あの日、あの時、奏さんは私に…生きるのを諦めるなと叫んでいたんだ!今ならわかる気がする…!)」


未来「きゃあああ!」


響「ぁっ!」


未来「ぁぁ…!クッ…!!」


響(歌)「急ぎたくて いつだって不器用で 遠い憧れに まだまだ近づけない でも1つだけ分かってきたことはね 誰かのためになら 人は強くなる」
響「(そうだ…私が誰かを助けたいと想う気持ちは、惨劇を生き残った負い目なんかじゃない…!二年前、奏さんから託されて、私が受け取った……命なんだッ!!)」


未来「(もう走れない…!)」

「ぁぁ…クッ!」

「(ここで…終わりなのかな……?仕方ないよね…響……。)」

「(だけど…まだ響と流れ星を観ていない…!)」

「ッ!」

「ああ…!!」

「きゃあああああああ!!」

響(歌)「We are one信じていたもの Hold your hand闇が隠しても 光を忘れぬよう 私たちは出会ったのかもしれない」

響(歌)「私ト云ウ 音響キ ソノ先ニ 優しさを Sing out witu US――――!!」
響「うわっ…あたたたたた…!」
未来「あわわわわわ!」


響「ぁーーいてて…!ぁぁ…。」
未来「ああ痛ぃ~!」

響「ぁ…。」
未来「ぅん…?」

響「あはははは!」
未来「うふふふ!」

響「カッコよく着地するって難しいんだなぁ~。」

未来「あっちこっち痛くて…でも生きてるって気がする。ありがとう。響なら絶対に助けに来てくれると信じてた。」

響「…ありがとう。未来なら絶対に最後まで諦めないって信じてた。だって、私の友達だもん…!」

未来「…!ぅぅ…うわぁぁぁん!」
響「うわぁぁぁっとっとぉ!」

未来「ぅぅ…怖かったぁ…怖かった…!」

響「私も、すごい怖かったぁ…!」

未来「私…響が黙っていたことに腹を立ててたんじゃないの。誰かの役に立ちたいと思ってているのは、いつもの響だから……。でも、最近は辛いこと苦しいこと、全部背負いこもうとしていたじゃない…。私はそれがたまらなく嫌だった…!」

「また響が大きな怪我をするんじゃないかって心配してた…!だけど、それは響を失いたくない私の我がままだ…!そんな気持ちに気づいたのに、今までと同じようになんて出来なかった…!!」

響「未来…。それでも未来は私の――ぁ…プッ。」
未来「ぇ…?何?」

響「ははは!あはは!だってさぁ、髪の毛ボサボサ涙でグチャグチャ…なのにシリアスなこと言ってるし(笑)」

未来「もう!響だって似たようなものじゃない…!」

響「うぇぇ?!うそぉ!未来、鏡借してぇ!」

未来「ぁぁ…鏡はないけど、これで撮れば。」


未来「ぅぅん…?」

響「ぁぁぁ!もうちょっと!ああ…ズレた。」

未来「撮るよ、響。」


響「のぉぉ!凄いことになってるぅ!?これは呪われたレベルだ…!」

未来「私も想像以上だった…!」

響「ぷっ…あはははは!ははははっ!」
未来「ふふふ、うふふふふ!」


緒川「はい、『ふらわー』さんから回収しました。」

未来「ありがとうございます。」

緒川「どういたしまして。」

響「あのぅ…師匠……。」

弦十郎「ん?」

響「この子にまた戦ってるところを、じっくりばっちり目の当たりにされてしまって……。」

未来「違うんです!私が首を突っ込んでしまったから!」

弦十郎「ふぅ…、詳細は後で報告書の形で聞く…。まあ、不可抗力という奴だろう。それに、人命救助の立役者に五月蠅い小言は言えないだろうよ。」

響「やった!」

未来「うん!」

響「いぇーい!」
未来「いぇーい!」

了子「まあ、主役は遅れて登場よ!」

「さて~、どこから片付けましょうかしらね☆」

響「はぁ…。」
緒川「あはは…。」

了子「あー、ノイズの痕跡があったら教えてね。」

弦十郎「後は、頼りがいのある大人達の出番だ。響くん達は帰って休んでくれ。」

響「はい。」
未来「はい。」

未来「あ、あのぅ。私、避難の途中で友達と逸れてしまって…。雪音クリスと言うんですけど…。」

弦十郎「むっ…。うむ、被害者が出たとの知らせも受けていない。その友達とも、連絡が取れるようになるだろう…心配ない。」

未来「よかったぁ。ふふ…。」

弦十郎「ぅむ…。」



響「おやすみ~♪」

未来「おやすみなさい。」

響「ぐがぁーー。」

未来「えっ!?早い!!」

響「ふふふ!」

未来「ぁぁ!もう!」
響「騙されたぁ~。」

未来「もう酷ぃ~!」
響「ふふふ。」


トピック:漫画版シンフォギアとの相違点(その2)

 第5話に引き続き漫画版シンフォギアとの相違点をまとめてみました♪前回と合わせて見れば分かりやすいのではないでしょうか。今回は主に#6~#10、つまり漫画2巻に相当する部分がメインですね。

 さて、TV版シンフォギアでは、6話にて翼と響の認め合いの後、クリスと再戦になりストーリーが展開するのですが、漫画版では再戦がない代わりに日常シーンの追加と、響と未来がクリスに遭遇するというストーリー構成になっております。図に表すとこんな感じになります。


①デュランダル移送(前回の続き)

②クリス脱走【#6】

③翼と響の認め合い(ただし漫画版では、この時点で響は完全に理解している様子ではい【#6】

④響と未来の猫探し(響と未来が学校をサボります。)【#6】

⑤響、クリスを発見する。(連れていくのはリディアンの寮)【#6】

⑥お風呂シーンのサービス回(「あったかいものをどうぞ」は漫画版ではお風呂になっている)【#7】

⑦ノイズによる襲撃【#7,8】

⑧翼とフィーネの戦い(漫画版ではこの時点で了子さんが裏切っている)【#8】

⑨響のシンフォギア姿を未来に見られる【#8】

⑩響と未来のケンカ【#10】(ちなみに仲直りはTV版の12話辺にあたる)


②クリス脱走
 漫画版は、クリスが拷問されてるようなシーン(ネフシュタンを除去してるのですが)の後にもう脱走します。実を言うとフィーネがネフシュタンをクリスに与えたのは「響のような融合体の実験も兼ねていた」らしいです。なお「らしい」というのは、響を確保できなかったクリスを見た後、実験材料として使えるのかと考えていたところからのことであり、はじめからそのつもりがあったかは不明。

③翼と響の認め合い
 TV版で響の戦う理由を問うシーンです。TV版で響は…

 響「きっかけは…やっぱり、あの事件かもしれません…。私を救うために、奏さんが命を燃やした、二年前のライブブ…。奏さんだけじゃありません。あの日、たくさんの人がそこで亡くなりました。でも、私は生き残って、今日も笑ってご飯を食べたりしています。だからせめて、誰かの役に立ちたいんです。明日もまた笑ったり、ご飯食べたりしたいから…。人助けをしたいんです。」

 …と言っているのに対し、漫画版では以下のように話す。

 響「今は自分の意志で誰かを助けたいんです。いつまでも守られた事を負い目に思いたくはないから…。」

 …と。このように漫画版では#4での弦十郎さんのセリフが響の戦う理由に影響しているらしいですね。しかし、だからこそ漫画版では翼の「自殺衝動」という意味が理解できなかった。確かに、TV版においても必ずしも理解しているとは限らないのだが(むしろ笑って誤魔化す)、「どういう意志」なのかがわからないから翼には自殺衝動に思えたのでしょうね。つまり、具体性・本質という部分が両者わからずじまいでこのシーンは終わります。

④響と未来の猫探し
 話的にはTV版第一話で響が拾ってきた猫の話なんですが、内容的にはクリスが迷子を助ける回の代わりで先ほどの内容(響の誰かを助けたいという心)を補完する話ですね。今回未来が「私も響を助けたい」と言っていたように、漫画版でも一人で突っ走る響を不安に思ってか積極的に駆け寄ってきます。そのせいもあり、響が学校休むそぶりを見せたらすかさず手を取って「私も休みます!」みたいに言う程であった。また、最後に未来は響にこう言っている。「誰かに助けられた人助けじゃイヤ?」と。もちろん響は「ありがとう未来」といってそんな未来を受け入れてはいたのですが、響が何故一人で戦っているのかを知らない以上、やはり肝心な部分が抜けている感を未来は感じるのでしょうね。ちなみに助けたネコは【マルちゃん4才、デブ猫】。一話で拾ってきた猫とは似てませんねぇ。
 さらに余談だが、響は人助けをした後の充実感がたまらないと言っていたが、その行為はカント哲学で言うところの【定言命法】にて否定されかねない行為である。まあ、人助けが趣味ということをどう取るかによるのだが…。

⑤響、クリスを発見
 猫探しの一件のあと、響と未来はとある商店街へ寄る。そんな時に路地裏にてクリスを発見する。内容はそれだけ。ただ、未来の百合っぽいシーンがありますw。響が「二人だけの秘密作っちゃったしね!」なんて言ったらその後ずっと赤面しっぱなしでした。


⑥お風呂シーンのサービス回
 サービス回、吉井ダン先生ありがとうございます!!さて肝心の内容ですが、それはサービス回ではありません。なぜなら未来とクリスの出会いをまとめた話ですからねぇ。一番の変更点を挙げるとするなら、クリスの傷のことではないでしょうか。TV版では未来が「そういうこと苦手みたい」と言っていましたが、漫画版では響が自らのガングニールの傷を見せて…

「傷なんて誰だって持っているものだから。あとからついた傷だって今の自分に残ってるものならきっと何かの意味があるんだって…最近思うようになったんだ。(中略)だから慌てて詮索なんてしないよ。」

…と言っています(響の家庭事情も知ってると意味深ですね)。先ほど響の行為についてああは書きましたが、正直なところ響の話には裏表が無い分みんなを引きつけるのでしょうね。でもだからこそ雪音クリスという人物は響の話す事を理解したくなかったはず。そういう意味では響とクリスは対照的…そしてどちらの考えも正しい。こういう哲学があるからこそシンフォギアは面白いんですよね!
 さて、そんなこんななお風呂シーンなんですが、コメディ要素も満載だったり。クリスが寝かされていたのは未来のベッド。つまり二段ベッドの下ですね。そこでいきなり起き上ったら、そりゃ頭ぶつけますわなw。また、「あったかいものをどうぞ」は漫画ではお風呂になってます。クリス:「あ、あったかいものどうも…」。ちなみに、クリスは響の正体に気付いていたようだが、響は気づいていなかった模様。

⑦ノイズによる襲撃【#7,8】
 クリスを追ってきたという意味ではTV版と変わりません。ただ、フィーネ直々に追ってくるというところが大きな違いで、そのまま翼と戦闘します(メディカルチェック済みで十全の翼さん)。
 ところで、クリスが泣き叫ぶシーンがTV版Bパートのはじめにありますが、漫画ではクリスの場所を教えるような叫びでした。尻拭いという言い方はあまりよろしくないでしょうが、私的にはこちらの方が筋が通っているような気がしますね。そうでもないと終始気が動転しっぱなしなような感じを受けます(クリスの後悔の念がかわいそすぎるってだけですが)。
また、有名な「盾!?」「剱だ!」のやり取りはクリスではなくフィーネとしています。

⑧翼とフィーネの戦い
 漫画版にはTVでは見れなかった技が二つ出てきます。そんな技を紹介しますね。


*双星ノ鉄槌―DIASTAR BLAST―
 天羽々斬とガングニールによる合体攻撃で、とりわけ難しい連携攻撃のような感じではなく、両者のエネルギーを共鳴させ敵にそれを叩きつける技。その威力はネフシュタンの鎧を着たフィーネを一撃で倒したところから絶唱にも匹敵する威力であると思われる。翼と奏、翼と響が劇中で使用。

*絶唱・天羽々斬 真打
 クリスに対し使用したような解放タイプの絶唱ではなく、絶唱を自らのギアに対して使い能力を上昇させた翼が使用した技。居合の構えから網目状にフィーネを切り刻む姿はまさしく修羅といえよう。


 以上、二つの技が漫画版独自のものとなっている。なお、クリスのBILLION MAIDENや翼の炎鳥極翔斬など技自身は出ているが技名が出ていないシーンが一部ある。

⑨響のシンフォギア姿を未来に見られる
 クリスを追ってきた響と未来がクリスを見つけて逃げ出そうとした矢先、クリス達の前にノイズが現れる。今まさに襲いかかろうとしたノイズに対して歌を歌う事を一瞬躊躇したクリスに変わって歌ったのは響であった。漫画版はこんな感じでTV版と大体は変わりませんね。

⑩響と未来のケンカ
 漫画版ではクリスが保護された翌日(?)にカ・ディンギルでの最終決戦を迎えるので仲直りは話数的に随分と後になります。これも基本的にはTV版と同じ流れですね。仲直りについては第三巻になったら書きますね。


 感想

 年始に8話分が書き終わっていたのですが、卒論の最終チェックとかあって遅れてしまいました。さて、今回の見どころはなんと言ってもクリスの運動着…じゃなくて響と未来の仲直りですよね(笑)。しかし、改めて見ると緒川さんって本当に怪しいキャラだと分かりますな。なんでも奈々様も当初悪役じゃないかと疑ってたんだとか。タイミングがいいのやら悪いのやら、今回もちょうどおばちゃんを助けた響の前に現れたりするなど「誰かと通じてるんじゃないか」って思いますね。まあ、実際はフィーネ(了子)が悪役だったので、緒川さんが超優秀だったって事なんでしょう(カ・ディンギルも見抜いていましたし)。ところで、弦十郎さんがクリスのことを探しているときに『ソフマップ』っぽい店が出てきたんだが、あそこはアキバなのかねぇ?露店の雰囲気とか似てたしw。また、助けられた少女と母親もチラッと映ってたりします。
 さて、次回も相変わらずの未定。「卒論が終わってやることねぇーわ」なんて思ってないが、今度はクリスのフィギュアに追われそうですw。今月末にクリスのねんどろいど出るんだぞ。それまでには昨年の4月から作ってるフィギュアを完成させねばな(塗装は間に合わないともう諦めてるから形だけでも)。こっちもそのうちUPしますね。それでは。

PS
 バンダイチャンネルにてシンフォギア一期が配信されてるらしいですね。これでまた新たな適合者さんが増えると願っています♪…というよりも、バンチャでやってるアニメ好きな人は絶対に好きになると思います。

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